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マーク・ザッカーバーグがFacebookを創業した話の映画「ソーシャル・ネットワーク」って実話?フィクション?
考察聞いてみたいです。
BGMやエンディングは?
今日はお悩み解決に役立つ内容をお応えしていきます。信頼性の担保は下記を参照ください。
「ソーシャル・ネットワーク」は、2011年1月15日公開のアメリカ映画で、Yahoo!映画では3.6点 / 2,983件の評価です。
「ソーシャル・ネットワーク」で描かれる「マーク・ザッカーバーグ(映画では、ジェシー・アイゼンバーグ演じる)」は2004年にFacebookを創業し、世界で7億5千万人が利用する海外では最大のSNSで、ハーバード大学の学生が交流を図るための「Thefacebook」というサービスが元。
監督は、デヴィッド・フィンチャーで下記の2つの映画をベースに制作。
「ソーシャル・ネットワーク」のベースになった映画
宮殿のような豪邸に暮らす、謎めいた男がいる。彼の名は、ジェイ・ギャツビー。どこから来たのか?どうやって大富豪になったのか?仕事は何をしているのか?いったい何のために、毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか?誰一人その答えを知らない。果たして、彼が人生のすべてをかけた<秘密>とは――?
Rating G (C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
"バラのつぼみ"という最後の言葉を残してこの世を去った新聞王ケーン。この言葉の謎を探るために記者のトンプソンは、生前のケーンを知る、二人目の妻スーザン、後見人のサッチャー、ケーンの新聞社の参謀バーンステイン、絶縁した親友リーランド、大邸宅ザナドゥの執事にインタビュ…
引用:Amazonプライム・ビデオ
ソーシャル・ネットワーク
— コルレ尾根 (@Tori_Corleone) April 27, 2021
フィンチャーの傑作。監督の演出力もさることながらアーロン・ソーキンの脚本が出色の出来栄えで、橋本忍のように訴訟手続の場面をカットバックで用いながら、欠点の多い天才とその友人の仲が壊れてゆく様子を鮮やかに描き出している。『市民ケーン』的な結末も感銘が深い pic.twitter.com/NH9Q1fm9dV
現代風なマーク・ザッカーバーグを通して、「華麗なるギャツビーや市民ケーン」のようにハリウッドの伝統的な物語で表現される「成功した男の寂しさ」を描いています。
デヴィッド・フィンチャー監督は「現代の市民ケーン
残念ながら作品賞は「英国王のスピーチ
ジョージ6世は、王になどなりたくなかった。彼には吃音という悩みがあった。数々のスピーチの公務に、どう対処すればいいのか?心配した妻のエリザベスは、スピーチ矯正の専門家、ライオネルの診療所に自ら足を運ぶ・・・
(C)2010 See-Saw Films. All rights reserved.
登場人物の実話に基づく内容もありますが、「マーク・ザッカーバーグの恋人事情」に関してはフィクションで表現されたシーンもあります。
Dr.ヒロさんの選ぶ人生が好転した映画4位
今日はどうぞ、最後までお読みくださいね。
大学で恋人にフラれた主人公が、「自分の恋人は大学の中でどれだけのランクにいたのか?」を調べるサイト「フェイスマッシュ」を作ったことがFacebookの始まりだといった実話をベースに展開。
実際の2件の訴訟でのやりとりと、Facebook立ち上げ時の話の3つの筋が並走していてややこしいので、映画自体は万人にお勧めできる内容ではないです。
訴訟の1件は、ウィンクルボス兄弟(映画では、アーミー・ハマーとジョシュ・ペンスが演じる)のアイデアが盗まれたということで、マーク・ザッカーバーグを訴えたということ。
ソーシャル・ネットワーク デヴィッド・フィンチャー監督
— たつぼう β (@junklandZ) January 16, 2021
フェイスブックの立ち上げからの紆余曲折の物語。そして何故か交互に訴訟の供述の場面が構成されていて、ややこしい。ただでさえ専門用語も出てくるし、酒に女に名誉に欲もたっぷり。もっとアホにもわかりやすい映画にして欲しかったね。 pic.twitter.com/a5BYaFLGxA
もう1件は、株について親友共同創業者の「エドゥアルド・サベリン(映画ではアンドリュー・ガーフィールドが演じる)」から訴えられた。
QuoraのCEOのアダムさんのFacebook CTO時代の面白かった。映画ソーシャルネットワークはフィクションが多いけど、レストランでのシーンのSean Parkerはマジ激似らしい pic.twitter.com/O6vOLnRUfz
— miki kusano / 草野 美木 (@mikikusano) November 14, 2017
マーク・ザッカーバーグとエドゥアルドは人気者になったのち、エドゥアルドの彼女となったクリスティの手配で、レストランでショーン・パーカー(映画では、ジャスティン・ティンバーレイクが演じる)と会います。
ショーンは自身の経歴をまくし立て、「Thefacebook」については、「今は広告を入れずにクールであるべき」・「評価額10億ドルを目指せ」・「Theを取って、シンプルにフェイスブックの方がいい」とアドバイス。
マークは感銘を受けますが、エドゥアルドはショーン・パーカーに反感を抱く一方で、エドゥアルドからマークは訴訟を受けてしまいます。
物語の大きな軸になっているのは、元カノのエリカを見返してやるという逆恨みに近い感情で、男の承認欲求は馬鹿にできないなと、思わせる描き方。
上記マーク・ザッカーバーグの「彼女がいなくて寂しくて最初に振られたエリカという女の子を追い続ける」という設定は映画上でのフィクションです。
「あなたはこの先、自分がオタクだからモテないと思うでしょう。心の底からあなたに知って欲しいと思う。そうじゃないわ。あなたが最低な人間だからよ」とマーク・ザッカーバーグをバッサリと切り捨てるシーン。
2010年に、マーク・ザッカーバーグは、中国系アメリカ人の恋人と中国を訪れています。
映画の中では、マーク・ザッカーバーグがナンパした中国系の女のが出てきますが、「その子はどうなっちゃったの?」という部分は本編では描かれていません。
マーク・ザッカーバーグの彼女
ナット・ロスチャイルドに激似の
— 雲虹カフェ (@x3NE3J1XpipyKAD) June 6, 2019
マーク・ザッカーバーグと結婚した
〝プリシラ・チャン〟は〝李家〟かもしれません
彼女は材ベトナム華僑だった両親を持つ
ベトナム華僑=ホア族=福建省=李家
ベトナムも李家https://t.co/mQEDfMA8Go https://t.co/x52z8O68M5 pic.twitter.com/BTKatugcgp
2012年
— 丘田 英徳 (@okada_2019) December 21, 2020
Facebookが株式上場をした翌日の
3月19日に
フェイスブック創始者
ザッカーバーグ氏と結婚した
プリシラ・チャンさん
芯が強そうで
素敵な女性ですね
聞くところによると
家では専ら広東語を話すとのこと
ということは
ザッカーバーグ氏との会話も
広東語で? pic.twitter.com/FoAFyAp9Nc
随所に散りばめられたデヴィッド・フィンチャー監督の微細な演出。
町山氏は「はっきりと分かるように作っていない、非常に微妙な演出を繰り返している映画」と語ります。
ショーン・パーカーが途中でコカインで捕まるシーン。
なぜ警察が、ショーンたちがコカインパーティーやっている場所に入ることができたのか?
映画ではわからないようになっていますが、何度も見直すとコカインパーティーを警察に通報したのは、マーク・ザッカーバーグではないかという演出がされています。
なぜなら、コカインパーティーに切り替わる直前のシーンで、マーク・ザッカーバーグがすごく辛そうな顔をしながら電話をかけようか、どうしようかと電話をチラチラと見る、非常に微妙な演出をしているから。
実際に電話をかけたかどうかは観客の判断に任されますが、かけたかもしれないという演出をしています。
YouTube動画のとおり、ラシダ・ジョーンズ演じるマーク・ザッカーバーグの弁護士役マリリン・デプリーは、「あなたが通報したんじゃないの?」とチラっというシーンも補填している微妙な演出。
エドヴァルドが入ってくるところで、マーク・ザッカーバーグが話を聞いているような、聞いてないようなフリをするというシーンがあります。
上記も演出の中で意図された表現。
演技が演技ではなくなり、自然な演技すら現実に近くなるという意図があります。
「わざとリテイクを繰り返している」という監督。
リテイクの鬼でいえば、スタンリー・キューブリックがいます。
「追い詰められていく完全に心が憔悴しきった人の状態」を表現するため。
逆に、デヴィッド・フィンチャー監督の場合は、演技感を抜くためにリテイクを繰り返しています。
インタビューでマーク・ザッカーバーグ演じたジェシー・アイゼンバーグは、「演技をちょっとでもしたり、感情表現すると全部リテイク出された」と発言。
デヴィッド・フィンチャー監督は、とにかく感情が完全に抜けて、何を考えているか全く分からない人として演出してくれと。
なにで、笑顔になる瞬間は2回か3回しかないので、観客には非常に感情移入しにくいキャラクターとなっています。
「華麗なるギャッツビー
印象的なのは、ギャッツビーは大金持ちになって何もかも持っているにも関わらず、昔に逃げられた彼女を最後まで追い求めていき、最後には身を滅ぼしてしまうという点。
「市民ケーン
「ソーシャル・ネットワーク」に出てくるマーク・ザッカーバーグ像は、2作品をベースに「大金持ちになったけれども、本当に得たかったある女の子の愛だけは得られなかった」という点を踏襲しています。
理由は、何を考えてるか分からない、寂しいのは分かるけれども、感情移入しにくい嫌な奴が主人公であるという点。
町山智浩氏は、「なかなかアカデミー賞は取れないだろうという点で、結構危険な選択をデヴィッド・フィンチャーはしちゃったな」と語っています。
映画のエンディングに、Baby, You're A Rich Man(ベイビー・ユーアー・リッチマン)が流れ、「君は金持ちだね、お金もいっぱいあってね、それで何?」というメッセージがあります。
Baby, You're A Rich Man
作品全体を通して現代風の映画に見せながら、メッセージ性は、ものすごく伝統的で基本的な映画として表現。
Hand Covers Bruise
In Motion
Intriguing Possibilities
In the Hall of the Mountain King
A Familiar Taste
Painted Sun In Abstract
今回は、マーク・ザッカーバーグがFacebookを創業した話の映画「ソーシャル・ネットワーク」って実話?フィクションか?町山智浩氏の考察内容、エンディングのBGMについてお答えしました。
映画「ソーシャル・ネットワーク」は、実話に基づく内容もありますが、恋人事情などはフィクションでしたね。
デヴィッド・フィンチャー監督が、構想時点で「2つの作品」をもとに伝えたいメッセージを現代風に表現したと思うと、最後のエンディングからも味わい深い内容を感じたな。
今日は最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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