セッションのこと気になる人

映画「セッション」は、実話なの?
映画の感想や、ひどい・最低・怖いと言われる理由は?



今日はお悩み解決に役立つ内容をお応えしていきます。信頼性の担保は下記を参照ください。
セッションは、2015年4月17日公開で評価は 4.1点 / 8,356件 と高評価(Yahoo!映画より)。
なんと、「ラ・ラ・ランド」
YouTube『セッション
本記事の内容
- 『セッション
』は完全な実話ではありませんが、監督の実体験をベースにした作品 - 指導者「フレッチャー」のジャズドラマーを志す「ニーマン」への過激な指導に物議
- ジャズ専門家である菊地成孔先生の批評も的を得ている
もちろん、ジャズ要素も見応え満点なのですが、「ニーマン」への過激なパワハラ(指導)が気になってしまう作品。
指導者「フレッチャー」の狂気じみた音楽指導が、「ひどい・最低・怖い」と捉えてしまう理由を本記事で解説します。
マコなり社長も「セッション」
セッションの映画は実話なのか?


セッションを撮った「
セッション


>>Amazonプライム・ビデオで「ラ・ラ・ランド」を視聴する
セッション
デイミアン・チャゼル監督の青春時代が反映された作品とも言えますね。
実話とまではいかないが実体験をベースに制作
監督の実体験がベースなので、セッションの鑑賞後は将来の目指すものや、目標を追いかけることへの参考になること間違いなし。



セッションを通して、
最初は、短編映画として制作された『セッション
デイミアン・チャゼル監督とは?
『ラ・ラ・ランド』の撮影現場にて、カメラワークのタイミングの合図をだすデイミアン・チャゼル監督 pic.twitter.com/YGoLsmcW44
— walk in cinema(@walk_in_cinema) January 2, 2021
ツイートのように「楽しそうに映画を撮るデイミアン・チャゼル監督」ですが、実際にフレッチャーのような鬼教師の指導を受け、身がすくむような思いをしたと監督は語ります。
止まることのない不安、止まることのない恐怖の中で4年間を過ごし、生きることの意味を学びました。
DEN OF GEEK!のインタビュー記事より
音楽家としての才能の限界だけでなく、音楽をやること自体に恐怖を感じるようになったと。
プロ・ミュージシャンの道を諦め、映画製作の道へ進みます。
セッションの製作
映画化されていない時点で、シナリオを映画製作者とマッチングさせるプロジェクト「The Black List(ブラックリスト)」に登録され、完成度の高さから当初より高い注目。
映画監督としてのキャリアが浅かったデイミアン・チャゼル監督は、長編映画の製作のため、脚本の15ページ分を短編として映画化されました。



短編映画でも既に、J・K・シモンズがフレッチャー役を熱演。
セッション撮影時は28歳
正解はマイルズ・テラー主演作『セッション (2014)』でした。監督のデイミアン・チャゼルは撮影当時なんとまだ28歳(!) 名門音楽学校に入学したドラマーの少年と伝説の教師による狂気のセッションを描いた作品で、サンダンス映画祭でグランプリを獲得し第87回アカデミー賞では3部門を受賞しました。 pic.twitter.com/ZIA8CBcEZa
— INSPI. (@inspi_com) March 30, 2020
「セッション
完成した「セッション
セッションの映画を観た人の感想


昨今スパルタや根性論を善しとせず、もし暴言や暴力を振るうものなら社会的に罰せられる世の中になった。
講師のフレッチャーは鬼教官の如く、厳しい練習や口撃を浴びせる世の中の風潮とは相反する指導の仕方だ。
本作を見た人の多くが「この人の教え方はよくない」と思うのだろうが、アンドリューの変化を見て一概に悪いこととは思えなくなった。
彼の夢は一流のドラマーになること。
凡人の彼がその夢を叶えるのであれば、それは並大抵の努力では叶わない。
であればまさに「狂気」の領域にまで踏み込まなくてはいけないのだろう。
血だらけで演奏する姿は、まさに狂気そのものだった。
師弟関係と肯定するツイート
映画「セッション」見ました!
— 小雨大豆@自主制作で週刊連載2年目突入! (@kosamedaizu) January 9, 2019
厳しくも師弟愛あふれるスパルタ音楽映画みて泣こう!
って思ってみたけど全然そんな映画じゃなかった。
ハートフルとは真逆の内容だったけどファッキン面白かったので
ファッキン見ればいいと思う。ファッキンテンポ!!
17.セッション
— シズヲ@ヒマラヤ雪男の涙 (@Shizuo_Forever) March 30, 2018
師弟コンビ物かな?と思ったら最狂の演奏バトル映画だった。イカレた鬼教授とイカレたドラマーが全力でぶつかり合い、流血とかそういうのを伴いながらドラムプレイの極北へと突き進んでいく。とにかくブチ切れた狂気とパワーに溢れていて凄まじい。 pic.twitter.com/Bywp18Bxdu
セッションの映画の酷評


- ジャズ音楽家のセッションへの批評
- 嫌いで最低な理由
- 面白くない理由
- 怖い理由
①:ジャズ音楽家のセッションへの批評
菊地成孔がジャズを愛するあまりに「セッション」「ララランド」をdisるのは、オタクが「ニワカ」と新しくそのジャンルのファンになりそうな人達を馬鹿にして、そのジャンルから新しくファンになりそうな人達を遠ざけるのと同じ構造になっているのがウケる。
— 珠 (@taka2004taka) April 23, 2018
ジャズ専門家である「菊地成孔先生」がジャズ音楽家の立場から酷評しています。
- 主人公のアンドリューは「ジャガジャガうるさいばかりの不快なドラミング」で「グルーヴがない」
- アンドリューはドラマーとしてバディ・リッチに憧れるが、引用されるのはチャーリー・パーカーで、原題の「WHIPLASH」が8ビートのジャズ・ロックなので、ジャンルが「ぐちゃぐちゃ」
- アンドリューの出血シーンが「愛を欠いた」「痛々しいだけ」
- フレッチャー先生の「作曲も選曲も編曲も、肝心金目の指揮ぶり」も「中の下」で、「この点が本作の最大の弱点」
- フレッチャー先生のシゴキ描写はまるで「巨人の星」、「スポーツ根性マンガ」のようだし、「スポ根としても出来が悪い」
- このような教師がいたら「訴えられる」か「生徒にリコール」される(劇中で実際に訴えられ、クビになっているが)
- 「この程度の鬼バンマスは、実際の所、さほど珍しくない」
- この映画は「恐怖と憎悪を刺激する、マーケットリサーチばっちりの現代駄菓子」
- 白人が黒人音楽であるジャズを、音楽大学でスパルタ式に教えるのは、ジャズを「二流のクラシック」として衰退させる行為
②:嫌いで最低な理由
「嫌い・最低」と言う人の意見。
どこが悪いかといえば全部嫌いだが、何よりも「ラスト」が最高潮のラストセッションで終わったこと。
プラス、敵役のフレッチャーを喜ばせて終わってしまったこと笑。
③:面白くない理由
下記は、面白くなかったという方の意見
初見しか楽しめないが、ラストの憎悪と憎悪のぶつかり合いは見応えあり。
生徒と教師の人格が破綻していて、拒絶反応発生。
- 主人公には実際に才能があって、ラストで開花したのは理解できても、フレッチャーの人柄の解釈を間違っている人が多い印象
- スパルタ指導を選ばれた生徒のみにやって、才能を開花させるための厳しさと勘違い
- 単にサディステックないじめをターゲットを決めて行っているだけ
フレッチャーは「ラスト」の素晴らしい音楽に喜んでいますが、自分では到達できない領域に達した主人公に複雑な表情を浮べています。
④:怖い理由
「J・Kシモンズ」演じるフレッチャー鬼教師が、とにかく怖い。
仕事で鬱になった人間だけどこの画像で有名な超級パワハラ映画と名高いセッション見ました!冒頭の15分心拍数であり得ないほど跳ね上がって呼吸の仕方すら忘れそうになりました☺️ pic.twitter.com/Mh8IWcEaLK
— ゆるふわ会計士 (@max_baka_) May 25, 2020
フレッチャーの怖いところ
- 怒鳴る
- 物を投げる
- なじりたおす



スキンヘッドでやられると、怖さが増しますね。
フレッチャーには「偉大な演奏者を生み出したい」という信念がありましたが、パワハラがエスカレートして「怖さがガンガン」出てきます。
まとめ | 指導者の在り方について物議が起こる作品
今回は、「映画:セッション」は、実話なの?映画の感想や、ひどい・最低・怖いと言われる理由は?」について話しました。
「セッション
- 一流のドラマーを目指したいという「主人公:ニーマン」のためなら、パワハラしても問題ない訳ではない
- ジャズ専門家である菊地成孔先生の批評では、「中途半端」と表現される内容もあり



厳しい指導は、近年の若者世代には受け入れられない風習もある中で、風刺的な作品でもあったのではないでしょうか。
それでは、今日はここまで読んでいただき、ありがとうございます。
セッションを