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Amazonプライムビデオ(アマプラ)で視聴可能な「泣ける映画」に関する情報をまとめました。まずは、邦画と洋画から特に人気な作品をピックアップ。
邦画のおすすめ | 洋画のおすすめ |
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世界の中心で、愛をさけぶ 永遠の0 | コーダ あいのうた プライドと偏見 |
「邦画のおすすめ」は、深い感動を呼ぶストーリーが特徴です。「洋画のおすすめ」は感動的な物語や演技が評価されています。
人間関係や愛情、人生の葛藤など、視聴者の心に深く響くテーマを扱っています。多くの映画が、視聴者に深い感動を与え、涙を誘うストーリーテリングを持っています。
映画コメンテーター有村昆さんの「おすすめのアマプラ泣ける映画」を紹介します。
映画コメンテーター有村昆さん:
年間500本の映画を鑑賞。最新作からB級映画まで幅広い見識を持つ。テレビ番組や雑誌などで映画コメンテーターとして活躍しているほか、長年ラジオ番組のパーソナリティとしても活動。
引用:ホリプロ公式サイト
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まだ申し込んで無い人は、下記からどうぞ。今日はどうぞ最後まで、お読みくださいね。
有村昆さんおすすめの「泣ける映画5選」はこちら。
上記のYouTube動画は、前半と後半がありますが、本記事なら5分で読むことができます。
タップできる目次
Amazonプライム・ビデオ「泣ける映画」5選
映画コメンテーター:有村昆さんの「泣ける映画」の発表です。
「泣ける映画」おすすめ5選
5位:ワンダー君は太陽
監督であるSteve Kraskeと原作者のRJ Palacioのインタビューで、RJ Palacioは自身の小説『ワンダー』の映画化について感想を述べた
- RJ Palacioは、自身の小説を映画化する際に監督に対して貴重なアドバイスと協力
- キャスティングにおいて、俳優たちが実際の家族のように見えることが重要だった
- 子役たちに対する唯一のルールは、セリフを覚えることで、他の面では自由に演技するように促した
- 映画は自然な演技とリアルな雰囲気が特徴で、学校の普通の子供たちの日常を描いていた
YouTube予告編
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- 有村昆さんの要約
- 感動ポイント
- お姉ちゃんの本音
- 視点の描き方
- 斬新な描き方
① 有村昆さんの要約
- ジュリア・ロバーツやオーウェン・ウィルソンとキャストが豪華
- 先天性の顔に障害を抱えた男の子・オギーが主役
- オギーは親から宇宙飛行士のヘルメットを買ってもらう
- オギーはヘルメットをかぶって学校に行きたいと言うが、目立つので最終的にヘルメットを取るのか否かや、差別や偏見にどのように立ち向かっていくのかという話
② 感動ポイント
- ただの感動ポルノにさせなかった点
- 映画ができて115年の歴史がある中で、テレビも同様、感動するもののベクトルが大きく変わってきた
- オギーという男の子が顔に障害を抱えているので、当然皆が可哀想と思うはず
- 通常ならば、オギー目線で描いていく話がほとんど
- Chapterごとで話が展開していく
- Chapter1:オギーの目線
- Chapter2:父親の目線
- Chapter3:母親の目線
- オギーのお姉ちゃんの衝撃的な発言
- 私は、「弟がいたせいで、お姉ちゃんとして可愛がられなかった」と
- 従来の感動ものや、障害を抱える作品は、障害を抱えている人目線が多かった
③ お姉ちゃんの本音
- お姉ちゃんからしてみたら、「私はこの弟がいるから、全部親の愛がオギーに集中して私はほったらかしだった」と
- お姉ちゃんはオーギーが憎いけれど、人間は聖人君子じゃないからこそ、子供であれば「私だって甘えたかった」ということを主張する
④ 視点の描き方
- 羅生門の例:一方向から、物事の真実を描くと、当事者目線しかない
- フランス映画・最強のふたり:立場が違ったりすると、全く違う真実が見えてくる
⑤ 斬新な描き方
- 障害者をただ普通に、例えば顔が傷がついているから可哀想とか、身体に障害を抱えているから可哀想ではない
- 一方向からの目線ではなく、今の時代は障害者だって、例えば「最強のふたり」であれば、やんちゃしたいし、女だって泣きたいし、人間は必ずしも聖人君子じゃないんだよ、と
- 日本は遅れている側面があるが、海外の映画はズバズバと、「これ言って大丈夫なの?」ということを描いている
ゆっこロードショーおすすめU-NEXT50選にも選出
4位:リトル・ミス・サンシャイン
一家の個性的なメンバーが美少女コンテストに向かう旅を描いています。家族のメンバーはそれぞれに悩みや問題を抱えており、旅の途中でさまざまな出来事が発生。個性豊かなキャラクターたちと彼らの成長、家族の絆を描いており、ユニークなストーリーが展開されます。
YouTube予告編
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- 有村昆さんの要約
- ハチャメチャな家族
- 「男はつらいよ」に似ている側面
- アメリカンドリームを風刺する側面
- 教えてくれるテーマ
① 有村昆さんの要約
- 幼児体型のお腹がぷっくらした、リトル・ミス・サンシャインの補欠で受かって「やったー」と喜ぶ女の子が主人公
- 家族が仲悪いけれど、1つのバンに乗って、横断して、会場まで向かうというロードムービー
② ハチャメチャな家族
- おじいちゃん:薬が大好きで女も大好きイカれたじいちゃん
- おじさん:ゲイで、フラれて傷心している
- お父さん:ビジネスのハウツーを色々読み漁ってるけど全く成功していない
- お母さん:教育ママ
- お兄ちゃん:パイロットを目指しているが、「ニーチェの誓い」で無言の誓いをしている
③ 「男はつらいよ」に似ている側面
- 家族が全員ダメダメだけど、いつしか自分の家族の話になっていく
- 男はつらいよも同様、「寅さんいないと、やっぱり寂しいよね」の感情
④ アメリカンドリームを風刺する側面
- ミスコンの舞台を「移民大国」アメリカとするならば、アメリカという国自体が「勝ち組にならねばならぬ、アメリカンドリームをつかめない奴は全員負け犬だ」と言う根本思想がどうなんだというのを鋭く描いている
- おじいちゃんの「勝ち馬と負け犬とは一体何なのか?」というセリフ:ほとんどのアメリカ国民は、負け犬だ
- セリフの意味:「本当の負け犬は、何もせず人のことを笑って、足を引っ張る奴こそが負け犬だ」と
- 日本においても同様、9割9分は勝負に勝てない
- 一部の人たちだけが勝負に勝てるけれども、本当の負け犬との違いは、「負けると分かってても、必死に戦った者こそだけが最終的に勝てる」ということ
- ダメでいいじゃないかという考え
- ダメと分かった上で、「もがいて何が悪いんですか?それってカッコ悪いことですか?」ということ
- アメリカでは、6歳とか4歳の子供たちから、既にアメリカンドリームが始まっている
- 競争やミスコン、もっともアメリカのダメなところ
⑤ 教えてくれるテーマ
- 映画でのミスコン審査委員長がトランプ大統領
- 21世紀に入って、アメリカのカースト制度や奴隷制度はなくなった
- 女性の参政権とかもできるようになった
- とはいえ、見えないカーストというのはあり続けるんじゃないか
- ミスコンこそなくしたほうがいいんじゃないか
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3位:この世界の片隅に
- 宮崎駿監督も称賛し、感動的な映画として評価されている「この世界の片隅に」は、広島の街を描写する際の徹底した現地取材により、存在しない町を生き生きと再現しています。
- また、ショートレンジの影運動を使用し、細かい動きを加えて人間の目に残像現象を生み出す新しいアニメーション技術が試され、感動と共感を呼び起こす作品として評判。
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- 有村昆さんの要約
- 反戦映画
- 物語の求心力がすごい
- 完璧なリサーチ
- クラウドファンディングで作った
① 有村昆さんの要約
- 監督:片渕須直
- 舞台:広島の呉市、軍艦を作っていたところ
- 時代:1944年、18歳のすずという女の子が、顔も見たことのない若者と結婚して、生まれ育った場所から20キロ離れた所に行って生活している
- 戦艦大和が呉から出たりしていく内に、空爆が激しくなったり、街並みが破壊されて、最終的にすずがとった行動が見どころ
② 反戦映画
- 今までの反戦映画は一軍人の目線や国家レベルでの話が多かった
- どこにでも本当によくいそうな「すず」という女の子が見た戦争
③ 物語の求心力がすごい
- 「君の名」や「あまちゃん」も同様、途中まではごく普通の日常を描いているけれど、「君の名は」も途中から何かが起きる、「あまちゃん」も東日本大震災が起きる
- 昭和20年8月6日8時15分に原爆が落ちてしまうという事実も、我々は未来から見てるから、「あーそこ行っちゃダメだ!」という思いで見ている
- 前半から、急に「あの日が近づいてくる」という緊張感がある
④ 完璧なリサーチ
- 昭和19年の4月17日、戦艦大和が呉に入港するシーン:その時の天気までも正確に片淵監督が描いている
- 全部正確に、晴れ、曇り、雨が描かれている
⑤ クラウドファンディングで作った
- 3,374人の方のお金で、3,000万円超えるお金を集めて作った
- コトリンゴさんと女優のんさんの歌
「この世界の片隅に」のクラウドファンディングの様子
2位:きみに読む物語
美しい音楽、感動的な映像、そして熱い恋愛物語が特徴で、青春の声から恋の苦悩、そして純粋な愛までを描いています。ライアン・ゴズリング演じる主人公は、戦争で離れ離れになった恋人への手紙を書き続ける姿を通じて、愛を貫き通す強さを見せます。
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- 有村昆さんの要約
- 人物相関
- ノアくんが、戦争から生きて帰ってくる
- ポイント
① 有村昆さんの要約
- おじいちゃんとおばあちゃんが現代で話してて、読み聞かせをしているという形で始まる若い男女の2人、読み聞かせをするのがライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムス
- 監督:ニック・カサヴェテス
- 一番の驚き:認知症っぽいおばあちゃんをジーナ・ローランズさんという女優さんが演じているが、ジーナ・ローランズの息子がニック・カサヴェテス監督
- おばあちゃんの役=監督の母親
- ニック・カサヴェテス監督が母親にカメラを回すという泣き所
- きみに読む物語は「なぜ読み聞かせているのか」っていうのが分かる
- かつての若い自分たちの物語を伝えていた
- 認知症のおばあちゃんは、気付くのか、気付かないのかというのが最大の物語のポイント
- 身分の差を超えたラブストーリーというのが非常に大きなポイント
② 人物相関
- アリー:ものすごいお金持ちの女の子
- ノア:ライアン・ゴズリングが全然お金がない男の子
- ノアくんとアリー:2人が最初はいい雰囲気で付き合っている
- ノアくん:戦争に行く際、アリーのために「365日の毎日手紙を書くよ」と言って結婚の約束もするが、戦争に行ったっきり帰ってこない
- ロンというイケメン登場:お坊ちゃまで、アリーのことが好きになってしまう
- アリーも、ノアくんのことが一番好きで、帰りを待ち続けてるけれども、手紙も何も無い
- お母さん:ノアくんみたいなお金の無い子と結婚するよりは、ロンくんみたいにお金を持ってる子と結婚してくれたら家は救われると
- 「ロン君、いい子じゃないの。やはり結婚しなさいよ」とお母さんがアドバイス
- 最終的にアリーが、ノアの帰りを待つのか、ロン君と結婚するのかという、話になる
③ ノアくんが、戦争から生きて帰ってくる
- ノアくんから「僕の手紙読んでくれた?」と話になる
- お母さんが「ノアくんの365通の手紙を全部引き出しに入れて、隠していたこと」が発覚
- 事実を知ったアリーは、ノアくんとロンくんのどっちを選ぶのか、本当に好きな人を選ぶのか?
- お母さんがアリーを連れて、とある「炭鉱夫たちが穴を掘っている現場」に行く
- 炭鉱夫のある太ったおじさんは、実はお母さんが結婚する予定人だった
- お母さんは、アリーやパパがいて、今ものすごい幸せだ
- お母さんが一筋の涙をずーっと流していた意味
- 本当はその炭鉱夫のことがめちゃくちゃ好きだった
- 結局、アリーで言うところのノアのこと
- とはいえ、結果今のパパがおそらくお金持ちだった
- お母さんもアリーと同じ気持ちだったと気づく
④ ポイント
- 「何か大きな決断をしなきゃいけない時にお前が決めろ」ということ
- 「お母さんが言ったから結婚する」となると、お母さんが涙を流した理由と同様、当時お母さん自身もお母さんに言われたのと同じことになる
- 自分の選んだ道を、自分の責任において実行してみよう
- 仕事においても、恋愛においても、選択の連続
- 自分の責任でやってみろ、ということを教えてくれる映画
主演のライアン・ゴズリングは「タイタンズを忘れない」にも出演
1位:アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
映画はタイムトラベルをテーマにしたほっこりした恋愛作品で、ラブコメディの名手であり、出演者には有名な俳優が多数出演。タイムリープの要素やヒロインとの出会い、タイムトラベルを通じて幸せと家族の大切さが描かれる。タイムトラベルの欠点や選択についても考えさせられる。
YouTube予告編
>>U-NEXTで「アバウト・タイム」視聴する
- 有村昆さんの要約
- タイムトラベルを教えてくれた父が、とあることで死んでしまう
- アバウト・タイムがすごい点
① 有村昆さんの要約
- 監督:リチャード・カーティス
- 前半は、バック・トゥ・ザ・フューチャーのようなタイムトラベルもの
- とある一家の男の子が21歳の誕生日に、長男だけ特殊な力が与えられる事実を父親(ビル・ナイ)から教えてもらう
- 恋はデジャ・ブみたく、タイムトラベルして、行ったり来たりすることで成功し、最終的に意中の子と付き合って、結婚して子供ができる
- ファミコンのカセットで例えると、ゲームオーバーになったら、セーブしたところからゲームのデータを始める
② タイムトラベルを教えてくれた父が死んでしまう
- 主人公は父に会いたいので、クローゼットの中に入ってタイムトラベルして父に会いに行く
- 父「お前また来たのか、そんな無意味なことはするな」と突っぱねる
- 無意味だと、父も言うけれども、父も同様だったはず
- 「きみに読む物語」と似ている部分=親がすでに経験していたことを、次の世代の息子に伝えるという点
- 主人公は「タイムトラベルが使えないことこそが本当に豊かな生活」という点にたどり着く
③ アバウト・タイムがすごい点
今までの映画の常識を全て否定した
- 「ワンダー君は太陽」に似ていて、「障害者=感動する」のような固定観念を壊した
- タイムトラベルできない人たちの方が幸せなんじゃないかという新たな価値観
- 「リセットしてまた戻る」ということができない人生だからこそ、今を一生懸命生きようと思える
- 過去にこだわり続けていたら、過去の住人に囚われる
- 重要なのは、あなたが今思った瞬間から、10秒先から、1時間先から、1秒先から未来は変えられるということ
- タイムマシンに乗ることよりも、最も素晴らしい人間の可能性を教えてくれる
- 未来は希望に溢れている
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まとめ | 有村昆さん泣ける映画はアマプラで
今回は、「映画コメンテーター有村昆さんおすすめの泣ける映画が知りたい・泣ける映画のおすすめポイントは?」というお悩みの解答を話しました。
有村昆さんの解説は、とてもわかりやすいですし、おすすめ映画こそ従来の形に囚われないことが多いと言うことでしたね。
今日は最後まで、お読みいただきありがとうございました!